環境への取り組み

公共交通を担う長野電鉄の活動

自然豊かな長野の地に、「地域の足」として、公共交通を営むこと90年。長野電鉄は常に地域の皆さまとともに歩んでまいりました。「地域に感謝・誠心奉仕」の社是のもと、地域の皆さまの快適で豊かな生活づくりのお手伝いをさせていただいております。

現在、長野のみならず、地球上に住む21世紀の私たちが背負う大きな課題として、「環境問題」があります。地球温暖化や森林伐採による生態系の破壊、大気汚染など、規模の大小を問わず、様々な問題が今後ますます深刻化するものと予想されます。これからは企業・個人の枠を超え、これらの問題に取り組むことが必要です。そのような中、長野電鉄は、地域への貢献として、この地に根ざした環境保全の取り組みを始めました。

この長野の豊かな自然環境、美しい風景、そして美しい地球を次の世代へ。できることから、少しずつではありますが、私たち長野電鉄は活動を続けてまいります。

マイカー通勤節減運動

目的と活動内容

目的

「ノーマイカーデー」を設定し、社員のマイカー通勤を節減することで地球温暖化の原因となる二酸化炭素(CO2)の排出を抑えます。

活動の内容

ノーマイカーデーの設定

  • 日勤職社員の取組み(毎週水曜日)
  • 鉄道事業部現業社員の取組み(毎月第2・4水曜日)

電車・バスは環境に優しい乗り物です

いま、世界的に温暖化による地球の危機が叫ばれています。温暖化の原因は人間が排出する二酸化炭素(CO2)などの温室効果ガスによるものです。温室効果ガスの排出は年々増え続け、長野県内では、排出量が1990年度から2000年度の10年間で、全国平均(8.0%)を上回る15.2%の増加となりました。県内でのCO2排出量のうち、29.6%は運輸部門からであり(2000年度)、そのうち90%以上はマイカーからの排出です。また10年間でその排出量は、29.6%増えています。温暖化防止に向けて、マイカーの使用を減らしていくことが今求められています。また、移動する際発生する1人あたりのCO2排出量を比較すると、鉄道やバスなどの公共交通機関はマイカーよりも排出量が少なく、環境に優しい乗り物であるといえます。

このまま地球温暖化が進むと・・・

世界の平均気温は19世紀中頃以降、徐々に増加し、その傾向は1980年以降顕著になってきました。20世紀の100年間で世界の平均気温は0.6℃上昇しました。同じ100年で、日本は平均気温が1.0℃上昇しています。 地球温暖化の進行は、海水の膨張による海面の上昇、気候変動による食料供給の悪化、マラリアなど感染症の増加を引き起こすなど、人類へのさまざまな影響が予測されます。長野県において、身近な問題で考えると降雪量の減少によるスキー場の開設時期減少などが挙げられます。もはや地球温暖化問題は、待ったなしの状態に来ているといえます。

【1人が1キロ移動する際のCO2の平均排出量】
交通手段 CO2排出量(g-C/人km)
鉄道 5
バス 19
マイカー 45

まずは自分たちから・・・

2003年、社団法人 長野県環境保全協会は、CO2の発生源であるマイカーの使用を企業・従業員が自主的に抑えることで地球温暖化を防止する「マイカー通勤節減運動」を長野県内の企業・公共団体に提言しました。「公共交通に携わる私たちが、まず行動を起こさなくては...」、長野電鉄では提言を受け、そういう思いから取組みを始めました。 2003年4月より、本社部門の日勤社員は、原則毎週水曜日を「ノーマイカーデー」とし取り組みを行っています。また2004年1月からは、鉄道事業部の現場社員も第2・第4水曜日をノーマイカーデーとして、取り組んでいます。当社では引き続き、運動の定着を図り継続してまいります。

長野電鉄 本社「エコ通勤優良事業所 認証登録」

当社では、平成15年4月より本社の日勤社員を対象に、毎週水曜日に「ノーマイカーデー」を設定しマイカー通勤節減運動に取組んでまいりました。今では電車乗務員や駅勤務者へも対象を拡大し引続きマイカー通勤節減運動に取組んでいます。

こうした取組により、平成22年12月28日付で国土交通省・交通エコロジー・モビリティ財団から構成される「公共交通利用推進等マネジメント協会」より、「長野電鉄本社」が私鉄事業者として日本で初めて「エコ通勤優良事業所」の認証登録を受けました。

今後も地球温暖化防止に向け、毎週水曜日に実施している「ノーマイカーデー」の取組みを積極的に継続実施し、環境保全活動に努めてまいります。

環境に優しい公共交通をもっと利用してもらうために

毎週水曜日は「電車・バスふれあいデー」です

水曜日はうちにクルマをおいて、通勤・買い物に出かけませんか!
お得な回数券で、電車・バスをご利用ください!

「長野県」では、交通渋滞の緩和や地球温暖化の防止を目的とした公共交通機関の利用促進に向けた取り組みを行い、毎週水曜日を「電車・バスふれあいデー」としています。それに合わせ、長野県内の鉄道・バス各社では、水曜日のみ使える割引率の大きな回数券を発売しています。長野電鉄では、「電車ふれあいデー特別割引乗車券」を発売しています。割引率は16.6%で、「普通回数券」より7.5%割引率が高く、枚数も6枚つづりというコンパクトな使いやすさです。
「ながでんグループ」のバス会社「長電バス」の各社でも、水曜日のみ使える「バスふれあいデー特別割引回数券」(1,000円で1,300円分使える金券回数券)を発売しています。

土曜・休日の家族みんなの外出は「バス」で!

土曜・休日はみんなでバスを利用し、家族で環境問題を考えてみてはいかがでしょうか!

エコ定期券はすごい!!
  1. 長電バスまたはアルピコ交通「通勤定期券」をお持ちの方なら、どなたでもこの制度が使えます。
  2. 土曜・休日・お盆・年末年始の券面外のご利用は1乗車100円でご利用可能です。
  3. 対象は長電バス・アルピコ交通の全路線バス(除外となる区間・路線もあります)

「ながでんグループ」の「長電バス」では、「エコ定期券」制度を行っています。これは通勤定期券をお持ちの方なら、どなたでも、土曜・休日等に長電バスの全部の路線バスに1乗車100円でご利用いただける制度です。同伴しているご家族の方も同じく100円でご乗車いただけます。さらに、「長電バス」と同じく長野地区の主要な公共交通である「アルピコ交通」の路線バスにも乗れることができ、とても便利です。詳しくは「長電バスホームページ」をご覧下さい。
この制度の原点は、環境先進国「ドイツ」の都市で行われている「地域環境定期券(レギオカルテ)」にあります。自動車交通を減らすことを目的として、割安な値段で環境に優しい「地域の公共交通」に乗れる制度です。私たちの「エコ定期券」制度も目指すところは一緒です。